夏の冷房で肩が気になる方へ|7月の肩こり対策と受診の目安
菊池 健太
2026/7/18

夏の冷房で肩が気になる方へ|7月の肩こり対策と受診の目安
7月は蒸し暑さが本格化し、冷房の効いた室内で過ごす時間が増える季節です。
「夏なのに肩がこる」「夕方になると首から肩が重い」と感じていませんか?
日本整形外科学会は、肩こりに関係する要因として、冷房のほか、前かがみの姿勢、運動不足、長時間同じ姿勢を続けることなどを挙げています。ただし、肩のつらさには複数の要因が関係するため、「冷房だけが原因」とは限りません。
7月に見直したい3つの生活習慣
1.冷房の風が首や肩に直接当たっていないか
暑い日は冷房が欠かせませんが、冷風が首や肩に当たり続ける環境では、肩まわりのこわばりを意識する方もいます。
風向きを調整したり、薄手のカーディガンやストールを使ったりして、体感温度を調整しましょう。熱中症予防のため、冷房そのものを我慢する必要はありません。
2.同じ姿勢を続けていないか
パソコンやスマートフォンを長時間使っていると、頭が前に出て、肩まわりに負担を感じやすくなります。
30分程度をひとつの目安に、立ち上がる、少し歩く、座り直すなど、こまめに姿勢を変えてみましょう。完璧な姿勢を保とうとするより、同じ姿勢を続けないことがポイントです。
3.暑さで身体を動かす機会が減っていないか
暑さを避けて外出が減ると、身体を動かす機会も少なくなりがちです。
両肩をすくめてゆっくり力を抜く、肩を前後に数回ずつ回すなど、痛みのない範囲で動かしてみましょう。勢いをつけたり、無理に伸ばしたりする必要はありません。
入浴と水分補給も忘れずに
体調に問題がなければ、入浴や蒸しタオルで肩まわりを心地よく温めるのも一案です。ただし、けがをした直後や、腫れ・熱感がある場合は自己判断で温めず、医療機関へ相談してください。
また、7月は熱中症にも注意が必要です。室内でも、のどが渇く前からこまめな水分補給を心がけましょう。水分補給は肩こりの治療ではなく、夏の体調管理として大切です。
肩こりと思い込まず、医療機関へ相談したい症状
次のような症状がある場合は、整体だけで判断せず、早めに医療機関へご相談ください。
強い痛みが続く、または徐々に悪化している
腕や手にしびれがある、力が入りにくい
腕が上がりにくい、夜間も強く痛む
転倒や衝突など、けがの後から痛む
発熱や強い体調不良を伴う
肩や腕の痛みに、胸の圧迫感、急な息苦しさ、冷汗、吐き気などが伴う場合は、救急要請を検討してください。
7月を快適に過ごすために
肩まわりのつらさには、冷房環境、姿勢、身体の動かし方など、さまざまな要素が関係している可能性があります。
当院では、お悩みや日常生活について伺い、身体の状態を確認したうえで、施術内容をご説明しています。セルフケアを続けても肩の重さやこわばりが気になる方は、お気軽にご相談ください。
