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腱板断裂=手術しかない?保存療法でできること・できないこと 

菊池 健太

2026/4/25

「腱板が切れていますね」
そう言われた瞬間、多くの方が思うのが

「手術しかないのでは…?」

という不安です。

ですが実際は、
すべての腱板断裂が手術になるわけではありません。

この記事では
・手術が必要になるケース
・保存療法でできること
・限界(できないこと)
を整理してお伝えします。


そもそも腱板断裂とは

腱板とは、肩関節を安定させる筋肉の集まりです。
これが部分的、または完全に切れてしまった状態が腱板断裂です。

原因は
・加齢による変性
・繰り返しの負担
・転倒などの外傷

などさまざまです。

重要なのは
「切れている=必ず痛い、必ず手術」ではないという点です。


手術が検討される主なケース

以下のような場合は、手術が選択されることがあります。

・外傷で完全断裂している
・腕がほとんど上がらない(著しい筋力低下)
・日常生活に大きな支障がある
・保存療法をしても改善しない

特に
「急に動かなくなった」
「力が抜ける感じがある」
場合は注意が必要です。


保存療法でできること

ここが重要なポイントです。

腱板断裂でも、保存療法で目指すのは
“切れたままでも使える状態にすること”です。

① 痛みのコントロール

炎症が強い時期は
・安静
・アイシング
・必要に応じた医療的処置

で痛みを落ち着かせます。


② 他の筋肉でカバーする

腱板が一部機能しなくても
・三角筋
・肩甲骨周囲の筋肉

などを使うことで、動作を補うことができます。

これがリハビリの中心になります。


③ 肩に負担が集中しない動きに変える

ここが見落とされやすい部分です。

・姿勢
・肩甲骨の動き
・腕の使い方
・日常動作

を見直さないと、
同じ場所に負担がかかり続ける状態になります。


保存療法で「できないこと」

ここは正直に伝えるべき部分です。

・切れた腱が元通りにくっつくことは基本的にない
・完全に元の状態に戻すことは難しいケースもある

つまり保存療法は
構造を治すのではなく、機能を改善するアプローチです。


よくある誤解

「痛みがある=悪化している」

必ずしもそうではありません。
使い方や負担のかかり方で痛みは変化します。


「動かすと危険」

状態によります。
適切に動かすことで改善するケースも多くあります。


病院と整体の役割

病院では
・断裂の有無(MRI)
・重症度
・手術の必要性

を判断します。

一方で

整体や運動器ケアでは
・どう動くと痛いのか
・なぜ負担が集中しているのか
・日常生活で何を変えるべきか

を整理します。


「手術するか迷っている」方へ

ここが一番多い悩みです。

手術をするかどうかは
・断裂の状態
・生活への影響
・本人の希望

によって変わります。

ただ一つ言えるのは
保存療法でできることを整理した上で判断する方が後悔は少ないということです。


青森県十和田市で腱板断裂に悩んでいる方へ

肩専門整体さくでは
作業療法士として

・肩の動き
・筋肉の使い方
・日常動作

を確認し、
「今の状態でできること」を明確にしています。

手術をする・しないの前に、
まずは自分の肩の状態を正しく知ることが大切です。


まとめ

腱板断裂は

・必ず手術ではない
・保存療法でも改善できるケースがある
・ただし構造は元に戻らない

という特徴があります。

大切なのは
「今の肩でどこまでできるか」を見極めること。

青森県十和田市で悩んでいる方は、
一人で判断せず、一度ご相談ください。

菊池 健太

保有資格/作業療法士

受講歴/日本アレルギーリハビリテーション協会 ベーシックコース、認知運動療法ベーシック、オーソティクスセミナー、訪問リハビリテーション実務者研修、学習療法士1級認定書、感触診受講

臨床経験18年 施術件数 2万件以上